(・∀・)つ目 オチャノメ!
夏場でも熱いお茶を飲むのは、制汗作用にも有効なんだとか。
sports_suibun_hokyuu
実際に体温を下げるには、冷たいお茶、それも麦茶が最強!
何せ、麦茶には、カフェインが入っていないばかりでなく、ミネラルが豊富に含まれていて、血液サラサラ効果もあるなど、いいことずくめだったりしますよ。
それに、麦茶は、生産コストも安いですから。作るのが面倒くさいけど(´・ω・`)
そもそも、煮出し、水出し両用の麦茶が最近の主流になっているけれど、煮出し専用の麦茶のほうが、風味が豊かでおいしい、だけど、煮出しして冷まして、っていう行程が面倒くさいですからねえ。
それと、麦茶と一緒に、梅干しを食べるのもお勧め♪塩分補給とクエン酸による疲労回復効果、つまり夏ばて解消の効果が望めますよ
さてさて。

混在する「自閉症」「アスペルガー症候群」「自閉症スペクトラム障害」の診断名
さて、病気の診断基準として用いられているDSM-10ですが。
そもそも、ICDってのは、病気を診断するための基準。まあ要するに、病名をつけるための目安であり、そして国際基準でもあります。
で、この、ICD-10において、「広汎性発達障害」という区分の中に、「自閉症」「アスペルガー症候群」という診断基準があったのですが、アメリカ精神学会の研究結果に伴い、「自閉症」と「アスペルガー症候群」が統合され、「自閉症スペクトラム障害」という名称が使われるようになりました
ところが。
発達障害ってのは、まだよく分かっていない障害でして、研究が進むにつれ、いろいろと診断基準が変わってきたりしてて、ICD-10の区分でも、いろいろとややこしいことになっているんですね。
上記リンクは、現在使用されているICD-10における、広汎性発達障害に関する区分、つまり診断名のリストなんだけれど、このリストを見ると、「自閉症」「アスペルガー症候群」「自閉症スペクトラム障害」が、それぞれ診断名として現在でも混在しているのが分かります。
ただし、現在では、「自閉症」「アスペルガー症候群」という診断名を出すことがなくなっているようで、私自身が発達障害と診断されたときには、アスペルガー症候群という診断名であったものの、現在では自閉症スペクトラム障害という診断名になっています。でも、現在でも「自閉症」「アスペルガー症候群」という診断を行うことそのものは、間違いではないんですね。
ほんと、ややこしいなあ。

ICD-11が発表されました!
さて、そんな中、厚生労働省から、ICD-11が発表され、ICD-10が30年ぶりに改定される、との発表がありました。
詳しくは、上記リンクを参照のこと。
要約すると、
・2018年6月18日に、世界保健機構(WHO)が、ICD-11を30年ぶりに改定し、現在、厚生労働省は、その和訳を行っている
・2019年5月以降に、和訳したものをWHOに提出すること
このことから、ICD-11を用いての診断を、わが国では2019年5月以降に順次切り替えていく、ということになるようです

ICD-11における自閉症スペクトラム障害の診断基準が!!
ここで気になるのが、発達障害に関する診断が、今後どのようになるのか、ということなんですけれど。
厚生労働省の上記記事に、ICD-11のリンク(英語)があったため、それを確認してみたのですが、その中で特筆すべき点は、自閉症スペクトラム障害の診断が、知的障害などの状態により6段階及び特例の2種類、計8種類に分けられることになっているようです。
私は医師ではないため、ここで詳細を述べるのは避けますが、ともあれ、ICD-11がわが国で適用された場合、自閉症スペクトラム障害の診断基準が、さらに細かくなる、と考えています。
繰り返しになりますが、自閉症スペクトラム障害の診断基準に、知的障害などの障害の状態が組み込まれることになる、というのは、非常に大きな点ではないでしょうか
ただし、知的障害は知的障害で、それぞれの診断基準があるため、知的障害と発達障害を同一区分としては診断しないことが見て取れます。
ちなみに、ICD-11における自閉症スペクトラムの区分コードは、【6A01】になっています。

ADHDの診断基準も変わるらしい
そして、ADHDについても、診断基準が少しばかり変更になるようです。
こちらも詳細を述べるのは避けますが、このADHDについては、知的障害を含む診断基準は設けられていません。

それから。
ごめんなさい、学習障害についての区分がどうなっているのかについては、私はよくわかりませんでした。

ICD-11が発表されはしましたが…
さて、このICD-11が発表されたことについてですが、当事者の私からして、「あ~、そうなんだ」程度の気持ちで考えていただいたほうがいいと思います
そもそも、障害の診断を下すのは医師の仕事ですし、私たちがその発表を見たからといって、自己診断することはできませんから
それに、将来的に、診断名が微妙に変わりはするでしょうけれど、だからといって、それで現在の私たちに対して何か変わるのかが不明瞭でもあります。
いずれにせよ、このICD-11での診断が下されるようになった場合、特に自閉症スペクトラム障害の診断を受けている私を含む方々は、いずれ、その診断名が微妙に変わる、というくらいに考えておけばいいと思いますし、その診断名が変わったところで、とくに影響が出ることはない、という感じです。

参考リンク
この、ICD-11の改定において、参考になる記事がありますので、そちらを紹介します、というか、むしろ私のブログよりも、そっちのほうが参考になるはずです、はい。

↑こういう本は、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)と診断されていない、ごく普通の方々でも読んでみると、色々と参考になったりします。
ただし、この本を読んだ上で、「私はアスペルガーだったんだ!」とかいう自己判断は絶対に避けてくださいね。そう思う方の大多数は、実際にはアスペルガーじゃなかったりするんです、はい。