大人の発達障害と向き合う静葉ちゃんの試験室

静葉ちゃんが、適当にいろんなことを書いてますよ。

タグ: A4メモ術

このブログ記事、そしてこの記事の前に投稿した記事は、それぞれ、私がお世話になっている、とある福祉施設で書いています。
この施設で、私の体調管理と環境作りをすべてお任せすることで、精神的な安定を得る事ができており、そのため、色々と考えたり調べたりすることが、以前より増して行う事ができるようになっています。
タイム・クエストで言うところの、「魔法の三時間」を、安定して確保できている、と、表現すればいいかな。
んでも、考えるべき事柄がともかく多く、なかなか追いつかないでやんの。まあ、しょうがないんだけどさ。意外にも、自宅よりも、考えをまとめやすいです、この施設。もちろん、周囲の物音を遮断する必要はあるんだけどね。今でも、大音量でダンスミュージックを聴いています。

で。
今私が、自分自身の為に行っていることは、要するに、自分自身の再構築、とかいう表現でいいのかな。
自分自身の持つ価値観を再認識し、かつ、発達障害者としての自覚を持った上で、どのようにすれば、私はうまく生きることができるか、ってことを色々と考えている、ってことでして。
それまで、タイムクエスト(私が使用している手帳を作った方の著書で、手帳の使い方の概念を記している)を読み込み、私自身の価値観を構築していましたが、うまくいっているとは言いがたい。100%のうちの、10%くらいしか運用できていなかったんじゃないかなあ。
そこに、7つの習慣を追加。こちらは、いまでもまだ、第1、第2の習慣くらいしかうまく理解できていないですね。一応、全体像は、かろうじて捉えてはいるものの、そもそも、私は自閉症だったってことで、自分以外の部分、つまり対人関係にについては、おそらくは、今後もうまくはいかないんじゃないかな。そもそも医師からは「対人関係スキルの向上を考えているなら、切り捨てろ、いくら努力しても無駄だから。それよりも自分の長所を徹底的に伸ばせ」って言われているからなあ。
それでも、まだ足りなかった。発達障害と診断を受けて以降、自分自身の、発達障害者特有の特性を理解し、そして、その、生まれつきの障害者であるという事実を認識させられて、徹底的に落ち込んで、なんとか精神的に立ち直ってきて、それでもどうすればいいのかよくわからなくての連続で、これは今でも引きずっていますね。
そこに、さらにもうひとつ、ゼロ秒思考が加わった。これは著者の赤羽氏にも伝えたことなだけれど、ゼロ秒思考を実践するために、彼が考案したA4メモ術について、実際にその考え方を元に実践してみたら、これは特にADHDに悩む人達に、とんでもなく有効な武器になると感じていたりします。
このゼロ秒思考の大前提は、考える事に対して制限時間を設ける、という考え方で、この考え方が、私の思考能力をさらに増強してくれました。ちなみに、ゼロ秒思考は、ロジカルシンキングを行う為の訓練という位置づけでもあるのですが、そもそも、私、ロジカルシンキングと呼ばれているその思考、できてました(゚∀゚)これはもう、タイムクエストや7つの習慣の大前提ですから。
A4メモ術については、その方法を、動画などで紹介してもいいと許可を頂いているし、とりあえず、簡潔に紹介する動画は以前アップしたけれど、いずれ、このA4メモ術については、さらに私のオリジナル要素も少し加えたりして紹介してみようかと考えていたりします。

そんなこんなで、今になってようやく、(様々な意味を含め)私自身のことを、より深く考えることができるようになってきましたが、それもこれも、様々な情報が、頭の中で点在していたものが、とあるタイミングで、どんどん線で繋がっていったから、なんですわ。
以前、とあるテレビ番組で、弁護士さんが、弁護士になるための勉強をしていた当時のことを振り返って話していました。六法全書を読みこまなければならなかったんだけれど、当初は、ともかく丸暗記するしかなく、退屈で苦痛で仕方がなかったそうです。それが、勉強が進むにつれ、つまり様々な法律を学んでいくにつれ、この法律が、以前学んでいた、全く関係がないと思われていた法律と関係があるんだ、ということが解るようになり、様々な法律が、頭の中で点在していたものが、どんどん線で繋がっていった、そして法律の勉強が楽しくなっていった、とかいう、大筋では、このような話をされていました。
今の私も、そんな感じです。
タイムクエスト、つまりフランクリンプランナーの利用を中心に据えてはいますが、そこに、発達障害の知識、7つの習慣、ゼロ秒思考、さらに、筆記具について学んできたこと、私の過去の経験、様々な要素が、どんどん頭の中で、線で繋がっていっているような感じなんですね。それも、それまで全く関係のない事柄であったはずのものが、どんどんうまく繋がっていってます。
この様子について、私の、とある分野での担当者が、それはノイズや違和感になり得ないか、邪魔しあったりしないか、と私に質問しましたが、私は、むしろ、そのすべてが相互に作用し合っていると返答しています。
発達障害について理解を進める際、その発達障害に関する資料を読み解く為に、タイムクエストと7つの習慣、そしてゼロ秒思考が大いに役立っています。 もちろん、これは私の場合は、ですけどね。
そしてそれを取りまとめるために使用している筆記具については、ただ単に、筆記具の価値や特性を知る為だけにとどまっていません。私の場合、筆記具を通じて、筆記具以外の様々なものの価値を知ることができるようになっていたりします。

まあ、それでも、あくまでも、考える事ができるのは、自分自身のことだけでして…このあたりは、やっぱりアスペルガーとも関係があるとは思います。
なので、何を考えるべきなのかなど、すべて文字に書いて視覚化し、それを指針、というよりもマニュアルですね、そういう感じにして、自分自身をどう動かすかを、どんどん考えていこうと、まあ、こんな感じです。
この作業は、おそらく年内には終わらないんだよなあ。んでも、ある程度大雑把なところはできてきてますんで、細かい部分も含め、どんどん言語化し、手帳に落とし込んで、自分自身の価値観としてうまく運用、できていけるように、どうにかやってみます、はい。

それにしても、そのために、経済的にも、かなりきつくなってるんだよなあ。手帳のオリジナルリフィルなんて、50枚700円もするし、そもそも厚みがあるから大量に手帳に挟めないし、薄い紙を使う為にコピー用紙に罫線を印刷してカットして穴開けてって作業もしているし…
思考ツールについては、ほぼ揃っているとはいえ、すべてをうまく運用できるようになるようになる為にも、まだまだ、時間も予算もかかりそうです、はい。

ぼちぼちやっていきますよ、ぼちぼち。そのことばかり考えていくわけにもいかんからなあ。
 

ロジカルシンキング、要するに論理的思考ってやつなんだけれど、どうも私、もともと論理的思考ができているみたい。
ただ、それを補う為にも、紙に書いて明確にする必要があるわけでして、それで役に立っているのが、
この本。
マッキンゼー式ロジカルシンキングと銘打った本はたくさんあるけれど、この本の著者である赤羽雄二さんの本が、極めて一般向けなんじゃないかな、と思ってたりします。
実際Twitte上でも評価高いですよ。
この本の中で紹介されている「A4メモ術」を用いて考え事をしているわけなんだけれど、その考える内容については、私としては、どちらかというと、お遊びみたいな感覚で取り組んでいたりします。
ただし、私のやりかたは、赤羽さんの開発した方法を、自分がやりやすいよう、自分なりに改造していたりもします。
で、今日、そのお遊びの一環で、何を考えたかをTwitterでアップしてみました。










…今振り返ったら、7つ目、アップしてないでやんの。まあいいや。

今日書いたことは、全部まとめてファイル書庫に放り込んで、終了!
あとでフランクリンプランナーに計画を移し替えることもありますけれど、まあとりあえず、今日はこれで終わり!って感じです、はい。

ちなみに、使用した筆記具は、私はパーカーのボールペン。で、赤羽さんは、Vコーンを使用しているとか。
私は速記の際は、ちと力が入ってしまうんで、ボールペンのほうが有利。このところ、油性ボールペンも、色合いがよくなってきて、いい感じです、はい。

発達障害、特にADHDは、集中力の持続が非常に難しく、ひとつの物事を深く考えようとしても、集中力が途切れて考えることができなくなってしまう傾向があります。
そこで取り入れたのが、A4メモ術という方法。
この方法は、もともと、


こちらの書籍で紹介されていた方法なんだけれど、私の場合、少しばかりアレンジを加えて活用しています。
で、今日考えたことをTwitterで、画像で色々と投稿してみました。













…と、まあ、こんな感じで、1日10項目の事を、A4メモ術を使用して考える、というノルマをこなしました。

ちなみに、ここで考えた内容については、後日見直すことにもなりますし、また、重要な要素がある場合は、その場で手帳やノートに書き写してタスク化することもあります。
このA4メモ術というのは、けっこう面白い思考術ですんで、発達障害関係なく、ぜひ皆さんもお試し下さいませ。





 

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