大人の発達障害と向き合う静葉ちゃんの試験室

静葉ちゃんが、適当にいろんなことを書いてますよ。

タグ: 7つの習慣

ドウモ( ・∀・)っ旦
抗ADHD薬「コンサータ」って薬を常用している私。
この薬は、投薬して12時間以内に効果が切れてしまう、ちと特殊な性質を持っている薬でして、この薬との付き合い方は非常に大変なんです。
と、いうのも、その12時間以内という制限時間のうちは精力的に活動できるんだけれど、効果が切れたら、反動で疲れがどっと出てしまい、鬱状態になってしまう。
しかも、12時間以内という時間設定が非常に曖昧で、私の体感で、10時間くらい経過すると、倦怠感がどっと出てきます。
なので、夕方以降は、気力が沸かず、やる気がでなくなってしまう、とまあ、こういうわけ。
このコンサータの効果時間中、いかに精力的に、生産的な行動を行うかを考えなければならないし、その日の予定に応じてコンサータを服用する時間をあえてずらす必要も出てきてしまいます。

前頭葉をコントロールする
その、コンサータという薬もそうですが、それ以外にも向精神薬も処方されもいることや、また、発達障害を理解するために、脳というものそのものを中心に、精神状態や思考能力を理解するようになっています。
そもそも、脳も、人間の臓器のひとつで、この脳で、人間は物事を考えています。
その考えるという作業を行っているのが前頭葉という部分でして、この前頭葉をいかにうまく操作するかが、今の私のテーマ。
発達障害者に限らず、脳の中でも特にその中身を意識して変えることができるのが前頭葉だそうでして。
つまり、考え方を変えるイコール前頭葉の改変、というわけ。
なので、考え方を変えていくことで、発達障害その他の対策をとっていこう、というわけです。
かなり大げさな書き方ではありますが、私が今勉強あるいは独自研究しているのが、こうしたことなんですね。

「自然の法則」というキーワードの元で様々な要素を統合する
そして、その考え方を変えていくことで大切になっていくのが、様々な知識。
もっとも、専門的な知識を学ぶことは避け、あくまでも自分自身が活用できる範囲でのみの学習となるんですけれど、以前も、「自然の法則」というキーワードのもとで、それぞれ違う分野の物事を統合して考えることができるようになった、って記事を書いた、んだっけか確か。
そうして統合して考えられるようになっているのが、
  • 7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)
  • T.Q~タイムクエスト(ハイラム・W・スミス)
  • A4メモ術(赤羽雄二)
  • 認知行動療法
  • WRAP(元気回復行動プラン)
  • ストレスコーピング
  • マインドフルネス
などなど、といったもの。
これらは、それぞれ「自己啓発」「時間管理」「ロジカル心キング(論理思考)」「脳医学」「精神学」など、という感じで、ふつうに考えると分野が違うものばかりではある。
だけれど、前頭葉にアプローチする、という点においては、これはら共通している、ってわけ。
そもそもは、T.Qという書籍を私の座右の書としていて、これは私が使用しているフランクリン・プランナーのマニュアルでもあるんだけれど、この書籍は、時間管理は「自然の法則」に従う必要がある、と説いている。しかも、人の考え方や捉え方も自然の法則に従うことを強く説いている。
そして7つの習慣も、そもそも7つの習慣は、今までも様々な形状の書籍が出版されているけれど。その中で「特別版」にて記載されている著者のインタビューにも、「自然の法則」という言葉が記載されていたことから、この「T.Q」と「7つの習慣」を、自然の法則というキーワードのもとに、同一のものとして考えるようにできた。
もっとも、7つの習慣は、他者とのかかわり合いについても色々と触れられているんだけれど、こちらはまだ自分自身では理解ができていない。私の発達障害の特性も影響があると思う。
そしてこれら自然の法則というキーワードを元に、そもそも人体も自然の法則に従って動いていること、脳も人間の臓器の一つであること、そして、その脳も、自然の法則に従って利用すればうまく活用することができる、という感じで、考え方を切り替えていったんだ。
そうすることで、少なくとも私はだけれど、そうした学習の効率が大幅に向上したってわけ。
もっとも、こうした考え方をしているよ、ってだけで、他の人が同じように考えられるかどうかはまた別の話ではあるんだけどね。

私の学習における欠点
ただ、私の場合、そもそも物事の覚え方がふつうとは違うと指摘されている。
書籍を読むことで理解を進めようとするのがそもそも苦手らしく、映像などで学習するほうがいい、ということなんだそうだ。
実際に書籍の内容についても、一連の流れ(ストーリー)として覚えていってるような感じで、細かな部分までフォローできていないってのは実感してる。
お世話になったサビ管によると、「何かを覚える行程が、階段で言うと段をとばして一気に登っていっているようで、抜けているところが非常に多い」のだそうだ。いやもう指摘されたまんまですね。
また、要点をまとめることも苦手で、書籍の内容をノートにまとめていったり、またアンダーラインを引いたりすることもできない。
なので、そうした書籍は、何度も反復して読むことで記憶に定着させる、という方法を取るようになってしまい、また、そうして覚えたことを実際に実践できるかどうかについても怪しいと思っていたりする。
さらに、落ち着いてゆっくりと時間をかけて理解をすることもかなり苦手だと思う。
んでもまあ、色々な、全く違う事柄について、その共通点を見いだして、その共通点を元に理解していく、って方法なども用いて、物事を置き換えて理解するようにはしているんだけどね。

今重点的にやっていること
さて。
今私が重点的に行っている勉強ってのは、その発達障害、自閉症スペクトラム障害とADHDの2つを持っていて、しかもその症状はかなり深刻らしいんだけれど、ともあれ、その症状をうまく活かせないかな、ってところ。
ADHDに間しては、投薬で症状をある程度緩和することはできてはいる。でも完璧ではないし、薬にはもちろん副作用もある。薬が効いている時と切れているときとでは、脳の状態が全く違うんだ。
さらに自閉症スペクトラム障害に間しても、実際に障害と認定されているように、人並みの生活ができるような状態ではないそうだ。
んでもまあ、何もできないわけじゃなし、ある一定の工夫と、考え方を変えていくことで、ある程度ましになるとは思っている。
幸いにも、発達障害に対応するための研究もかなり進んでいるし、そうした情報も取り入れつつ、では私ならどうすればうまくいくのか、なんてのを色々と勉強し工夫してる。
ただ、その対策というのが、非常に項目が細かい。とあるテスト結果から、工夫するべき要素が圧倒的に多いことが解っている。それこそ、他者の介助が必要な項目ばかりだ、とのこと。
この点は、「身体障害」「知的障害」「精神障害」「発達障害」その他、障害と名の付く症状の共通点を見いだして考えるようにできるようになった、んだけれど、このあたりの話は、いずれまた別の機会があればブログなどで話してみようと思ってたりします、はい。


赤羽雄二さんが考案した、この書籍で紹介されているA4メモ術は、心理学系統で言うところの「自動思考」を鍛える為のものではあるけれど、それ以外にも色々と面白い効果があるよ。

このブログ記事、そしてこの記事の前に投稿した記事は、それぞれ、私がお世話になっている、とある福祉施設で書いています。
この施設で、私の体調管理と環境作りをすべてお任せすることで、精神的な安定を得る事ができており、そのため、色々と考えたり調べたりすることが、以前より増して行う事ができるようになっています。
タイム・クエストで言うところの、「魔法の三時間」を、安定して確保できている、と、表現すればいいかな。
んでも、考えるべき事柄がともかく多く、なかなか追いつかないでやんの。まあ、しょうがないんだけどさ。意外にも、自宅よりも、考えをまとめやすいです、この施設。もちろん、周囲の物音を遮断する必要はあるんだけどね。今でも、大音量でダンスミュージックを聴いています。

で。
今私が、自分自身の為に行っていることは、要するに、自分自身の再構築、とかいう表現でいいのかな。
自分自身の持つ価値観を再認識し、かつ、発達障害者としての自覚を持った上で、どのようにすれば、私はうまく生きることができるか、ってことを色々と考えている、ってことでして。
それまで、タイムクエスト(私が使用している手帳を作った方の著書で、手帳の使い方の概念を記している)を読み込み、私自身の価値観を構築していましたが、うまくいっているとは言いがたい。100%のうちの、10%くらいしか運用できていなかったんじゃないかなあ。
そこに、7つの習慣を追加。こちらは、いまでもまだ、第1、第2の習慣くらいしかうまく理解できていないですね。一応、全体像は、かろうじて捉えてはいるものの、そもそも、私は自閉症だったってことで、自分以外の部分、つまり対人関係にについては、おそらくは、今後もうまくはいかないんじゃないかな。そもそも医師からは「対人関係スキルの向上を考えているなら、切り捨てろ、いくら努力しても無駄だから。それよりも自分の長所を徹底的に伸ばせ」って言われているからなあ。
それでも、まだ足りなかった。発達障害と診断を受けて以降、自分自身の、発達障害者特有の特性を理解し、そして、その、生まれつきの障害者であるという事実を認識させられて、徹底的に落ち込んで、なんとか精神的に立ち直ってきて、それでもどうすればいいのかよくわからなくての連続で、これは今でも引きずっていますね。
そこに、さらにもうひとつ、ゼロ秒思考が加わった。これは著者の赤羽氏にも伝えたことなだけれど、ゼロ秒思考を実践するために、彼が考案したA4メモ術について、実際にその考え方を元に実践してみたら、これは特にADHDに悩む人達に、とんでもなく有効な武器になると感じていたりします。
このゼロ秒思考の大前提は、考える事に対して制限時間を設ける、という考え方で、この考え方が、私の思考能力をさらに増強してくれました。ちなみに、ゼロ秒思考は、ロジカルシンキングを行う為の訓練という位置づけでもあるのですが、そもそも、私、ロジカルシンキングと呼ばれているその思考、できてました(゚∀゚)これはもう、タイムクエストや7つの習慣の大前提ですから。
A4メモ術については、その方法を、動画などで紹介してもいいと許可を頂いているし、とりあえず、簡潔に紹介する動画は以前アップしたけれど、いずれ、このA4メモ術については、さらに私のオリジナル要素も少し加えたりして紹介してみようかと考えていたりします。

そんなこんなで、今になってようやく、(様々な意味を含め)私自身のことを、より深く考えることができるようになってきましたが、それもこれも、様々な情報が、頭の中で点在していたものが、とあるタイミングで、どんどん線で繋がっていったから、なんですわ。
以前、とあるテレビ番組で、弁護士さんが、弁護士になるための勉強をしていた当時のことを振り返って話していました。六法全書を読みこまなければならなかったんだけれど、当初は、ともかく丸暗記するしかなく、退屈で苦痛で仕方がなかったそうです。それが、勉強が進むにつれ、つまり様々な法律を学んでいくにつれ、この法律が、以前学んでいた、全く関係がないと思われていた法律と関係があるんだ、ということが解るようになり、様々な法律が、頭の中で点在していたものが、どんどん線で繋がっていった、そして法律の勉強が楽しくなっていった、とかいう、大筋では、このような話をされていました。
今の私も、そんな感じです。
タイムクエスト、つまりフランクリンプランナーの利用を中心に据えてはいますが、そこに、発達障害の知識、7つの習慣、ゼロ秒思考、さらに、筆記具について学んできたこと、私の過去の経験、様々な要素が、どんどん頭の中で、線で繋がっていっているような感じなんですね。それも、それまで全く関係のない事柄であったはずのものが、どんどんうまく繋がっていってます。
この様子について、私の、とある分野での担当者が、それはノイズや違和感になり得ないか、邪魔しあったりしないか、と私に質問しましたが、私は、むしろ、そのすべてが相互に作用し合っていると返答しています。
発達障害について理解を進める際、その発達障害に関する資料を読み解く為に、タイムクエストと7つの習慣、そしてゼロ秒思考が大いに役立っています。 もちろん、これは私の場合は、ですけどね。
そしてそれを取りまとめるために使用している筆記具については、ただ単に、筆記具の価値や特性を知る為だけにとどまっていません。私の場合、筆記具を通じて、筆記具以外の様々なものの価値を知ることができるようになっていたりします。

まあ、それでも、あくまでも、考える事ができるのは、自分自身のことだけでして…このあたりは、やっぱりアスペルガーとも関係があるとは思います。
なので、何を考えるべきなのかなど、すべて文字に書いて視覚化し、それを指針、というよりもマニュアルですね、そういう感じにして、自分自身をどう動かすかを、どんどん考えていこうと、まあ、こんな感じです。
この作業は、おそらく年内には終わらないんだよなあ。んでも、ある程度大雑把なところはできてきてますんで、細かい部分も含め、どんどん言語化し、手帳に落とし込んで、自分自身の価値観としてうまく運用、できていけるように、どうにかやってみます、はい。

それにしても、そのために、経済的にも、かなりきつくなってるんだよなあ。手帳のオリジナルリフィルなんて、50枚700円もするし、そもそも厚みがあるから大量に手帳に挟めないし、薄い紙を使う為にコピー用紙に罫線を印刷してカットして穴開けてって作業もしているし…
思考ツールについては、ほぼ揃っているとはいえ、すべてをうまく運用できるようになるようになる為にも、まだまだ、時間も予算もかかりそうです、はい。

ぼちぼちやっていきますよ、ぼちぼち。そのことばかり考えていくわけにもいかんからなあ。
 

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