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ってことで、このブログでの映画評第2弾は、こちらの映画を選びました。

とはいえ、実際には、くちづけを視聴する以前に視聴した映画ではあるのですが、せっかくなので。
なお、この映画は、2016年4月19日現在、U-NEXTで、会員であれば、どなたでも視聴可能となっています。
U-NEXTは、動画サイトとしては、ちと割高なイメージがありますが、1つのアカウントで4つのIDを登録できること(私のアカウントで悦子も視聴しています)や、スマホオリジナルの音楽配信サービスを受けることができたりするので、そういう点では私は割安だと思ってたりします。



どんな映画?
新しい辞書を作ることになった、出版社の辞書編集部。その編集部の新たなスタッフとして白羽の矢が立ったのが、営業部に配属されているものの成果を出せず、しかし言葉を独特の視点で捉えることができる主人公だった。その主人公を中心とし、1冊の新たな辞書を出版するまでの、長い時間軸での話です。

見所は…?
この物語も、時間軸が淡々と流れていくような感じのヒューマンドラマです。
映画内で、14年もの歳月が流れておりまして、この時間の経過と共に、登場人物の生活の変化もあったりで、そうした点も興味深いものがあります。
この映画の主人公が、かなり独特な雰囲気の人なのですが…なんか私に思考パターンが似てる。
そして、主人公を支える様々な人達の尽力もあり、その新しい辞書は完成するのですが…。
ひとつの大きな仕事を、自身のプライドをもって成し遂げた彼らの人生を見ることができます。

参考資料的なリンク
静葉ちゃんのお勧め度
★★★★★/5点満点中
主人公をはじめとした様々な登場人物が、プライドをかけて仕事を続けていくその様子や、また、仕事をやり遂げようとする主人公と、彼を支える様々な人達との関係など、人同士の交友も、この映画のポイントなのかな。
もともと、「辞書を作る内容の映画」という感じで見ていたんだけれど、その辞書を作る大変さやプレッシャーなんてのも垣間見ることができて、そういう点でも興味深かったです。
何しろ、仕事の結果を見ることはあっても、その結果を出すための仕事の様子ってのは、なかなか見ることが出来ませんからね。
ちなみに、この「船を編む」ですが、もともとは小説を原作としているそうでして、その小説には、細かな背景も描かれているとか。そして、この船を編むは、今年10月からアニメが始まるそうです

こちらも楽しみですね。
この予告編を見る限りでは、映画とはまた違った視点で物語を見せてくれるような印象があります。

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