大人の発達障害と向き合う静葉ちゃんの試験室

静葉ちゃんが、適当にいろんなことを書いてますよ。

タグ: 映画

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ってことで、今回は、U-NEXTで公開されている映画「リアル・スティール」を視聴しました。
見た目SFですし、たまには、こういう娯楽作品を見るのもいいかな、と思いまして。

この映画は、2016年4月21日現在、U-NEXTで、会員であれば、どなたでも視聴可能となっています。
U-NEXTは、動画サイトとしては、ちと割高なイメージがありますが、1つのアカウントで4つのIDを登録できること(私のアカウントで悦子も視聴しています)や、スマホオリジナルの音楽配信サービスを受けることができたりするので、そういう点では私は割安だと思ってたりします。



どんな映画?
ロボット同士が拳を競い合う“ロボット・ボクシング”が人気を博す近未来。活躍の場を失った元プロボクサーのチャーリーの元に、前妻との息子マックスがやって来る。二人は廃棄場で見つけた旧式ロボ“ATOM”と共に再び誇りを取り戻す闘いに挑むのだが…。
ってのが、U-NEXTで記載されている映画のストーリーです(´・ω・`)
確かにロボットボクシングのシーンがあるのですが、このロボットボクシングそのものは、物語を盛り上げるためにあるようなものでして、内容も、SFとかアクションとかというよりも、どちらかというとヒューマンドラマに近いですね

見所は…?
落ちぶれた元プロボクサーの、その落ちぶれぶりと、そしてその息子との、親子の絆と信頼を取り戻していくその様子が一番の見所になるんだけれど
そのお父さんは、当初は、目先の利益しか考える事ができていません。そしてそれを諫める息子との言い争いがあるのですが、物語が進むにつれ、二人の距離が縮まっていきます。
ロボット同士のボクシングのアクションも見所ではありますけれど、どちらかというと、それは演出の為のおまけみたいな感じがしますね。迫力はありますよ。

参考資料的なリンク
静葉ちゃんのお勧め度
★★★☆☆/5点満点中
ちと評価が普通みたくなっておりますが…
ロボット同士のアクションシーンは、間違いなくCGが使われているのでしょうけれど、その動きは非常に滑らかで、さすがCG先進国って感じです。ロボット同士のボクシングの試合展開も、迫力がありました。
ですが、物語の本質は、あくまでも、離ればなれに暮らしていた親子の絆でして、当初は、お金がないことから、目先のお金のことばかり考えていたその父親が、息子の堅実な考え方に気づいていったり、また、彼のボクサー時代を知っている彼の恋人が、彼を支えている様子など、そうした人間性について、適切に描かれています。
その一方で、私が映画を見ながら思った事ですが…。
この物語のおおまかな流れ、なんかどっかで見たことあるなあと思ってたら、シルベスタ・スタローン主演の「オーバー・ザ・トップ」にそっくり! もちろん、おおまかな流れが、ですよ。展開も、ちと似てるな~ってところもありまして、そうした点から、ちと評価が低くなっております。
ともあれ、難しい事を何も考えず、純粋に楽しむことができた映画でした。
なお、私は、吹き替え版を視聴しておりますよ。

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ってことで、このブログでの映画評第2弾は、こちらの映画を選びました。

とはいえ、実際には、くちづけを視聴する以前に視聴した映画ではあるのですが、せっかくなので。
なお、この映画は、2016年4月19日現在、U-NEXTで、会員であれば、どなたでも視聴可能となっています。
U-NEXTは、動画サイトとしては、ちと割高なイメージがありますが、1つのアカウントで4つのIDを登録できること(私のアカウントで悦子も視聴しています)や、スマホオリジナルの音楽配信サービスを受けることができたりするので、そういう点では私は割安だと思ってたりします。



どんな映画?
新しい辞書を作ることになった、出版社の辞書編集部。その編集部の新たなスタッフとして白羽の矢が立ったのが、営業部に配属されているものの成果を出せず、しかし言葉を独特の視点で捉えることができる主人公だった。その主人公を中心とし、1冊の新たな辞書を出版するまでの、長い時間軸での話です。

見所は…?
この物語も、時間軸が淡々と流れていくような感じのヒューマンドラマです。
映画内で、14年もの歳月が流れておりまして、この時間の経過と共に、登場人物の生活の変化もあったりで、そうした点も興味深いものがあります。
この映画の主人公が、かなり独特な雰囲気の人なのですが…なんか私に思考パターンが似てる。
そして、主人公を支える様々な人達の尽力もあり、その新しい辞書は完成するのですが…。
ひとつの大きな仕事を、自身のプライドをもって成し遂げた彼らの人生を見ることができます。

参考資料的なリンク
静葉ちゃんのお勧め度
★★★★★/5点満点中
主人公をはじめとした様々な登場人物が、プライドをかけて仕事を続けていくその様子や、また、仕事をやり遂げようとする主人公と、彼を支える様々な人達との関係など、人同士の交友も、この映画のポイントなのかな。
もともと、「辞書を作る内容の映画」という感じで見ていたんだけれど、その辞書を作る大変さやプレッシャーなんてのも垣間見ることができて、そういう点でも興味深かったです。
何しろ、仕事の結果を見ることはあっても、その結果を出すための仕事の様子ってのは、なかなか見ることが出来ませんからね。
ちなみに、この「船を編む」ですが、もともとは小説を原作としているそうでして、その小説には、細かな背景も描かれているとか。そして、この船を編むは、今年10月からアニメが始まるそうです

こちらも楽しみですね。
この予告編を見る限りでは、映画とはまた違った視点で物語を見せてくれるような印象があります。

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このブログで、そういや映画などのレビューなんぞを書いたことがないなあ、と思いまして、手始めに、この映画の感想などを書いてみたりします。
そもそも私が映画を見ているのは、アスペルガー症候群特有の、他人の感情を理解することができないことへのトレーニングとして、医師から積極的に見るように言われているから。
それまでに見た映画も色々とありますので、今後見ていく映画も含めて色々と書いていけばいいかな、と思ってたりします。
なお、この映画は、2016年4月18日現在、U-NEXTで、会員であれば、どなたでも視聴可能となっています。
U-NEXTは、動画サイトとしては、ちと割高なイメージがありますが、1つのアカウントで4つのIDを登録できること(私のアカウントで悦子も視聴しています)や、スマホオリジナルの音楽配信サービスを受けることができたりするので、そういう点では私は割安だと思ってたりします。



どんな映画?
以前有名漫画雑誌に連載をしていた、老いた漫画家と、その30歳になる知的障害者の娘が、グループホーム「ひまわり荘」に越し、そこでの生活が、最後まで映し出されていきます。
そのグループホームは、知的障害者が共同生活する場所でして、その、ひまわり荘での出来事を、のんびりとした時間軸の上で映し出しています。

見所は…?
前述のように、私はアスペルガー症候群でして、その特徴のひとつとして、人の顔や名前を覚えることが難しい、なんてのがあったりします。それを踏まえて。
出演されている役者さんの演技も、映像も、物語も、ともかく、すごい
淡々と流れていく時間が、飽きさせず心地良く、のんびりと見ていられるような感じなのですが、その出来事のひとつひとつが、映画のあの最後へと繋がっていきます。
親子の愛情、知的障害者施設の現状、そもそもの知的障害者の思考パターン、彼らをとりまく家族の葛藤などなど…。映画の中で語られることは、色々あるのですが、ともあれ、一組の親子の愛情物語として、映画を見ることをまずお勧めします
この映画の題名である「くちづけ」は、映画の最後になって解ります。

参考資料的なリンク
もともとは、舞台で演じられていたものを映画化したものだそうです。
この脚本を書いた宅間孝行氏は、映画にも「うーやん」役で出演されています。また、後に小説も出版されています。

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静葉ちゃんのお勧め度
★★★★★/5点満点中
純粋に、ひとつの映画として楽しんでいただいて充分だと思います。悦子も、最後まで見て、すごかったとか言ってました。
個人的には、この映画の背景として、様々な社会的な問題が取り上げられていることにも注目して欲しいですね。知的障害者に対する福祉制度の現状もそうですし、その知的障害者を家族に持った人達の葛藤も。知的障害者ならではの純粋さについてもそうです。考えさせられることが色々とあります。
まだ、この映画に関して、他にも色々と話したいこともあるのですが、ここで取り上げると、ネタバレにもつながりますので、やめておきます。

ともあれ、すばらしい作品でした。


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