まいど(*・ω・)ノ
発達障害と診断されてから、まもなく2年になります。
私自身を理解するためにも、その発達障害に関する勉強を続けているわけですが…
いやもう、発達障害に関する書籍を読むと、見事に私のことを書いているもんだから、診断されて1年くらいは、精神的にきつかったですね。
今では、そうした障害を持っている自分自身を理解することで、気持ちとしては楽になっているわけですけれど…さてさて。

私、あまりご飯を食べません

これは以前からずっと言われていたことだけれど、私、麺類を食べてることが本当に多いんですよね。
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特に、うどん。私はうどん大好きです(´∀`*)
とはいっても、常にうどんを食べているわけでもないんですけどね。自宅でも、うどんを食べることは、週に1度あるかどうか。それに、近所に、値段の手ごろなうどん店もあるし。最近行ってないけど。
一方、自宅では、あまりご飯を炊きません。
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一応、お米は買っているんですけどね、んでもふと気が付くと、先月なんて、3週間ほど、ご飯を一度も自宅では炊いていませんでした。
では何を食べているかというと、主食がなければ、おかずだけ食べていればいいわけでして、悦子からは、「よくおかずだけでご飯を済ませられるよね」なんて言われてたりします。
私自身は、そうして、あまりご飯を炊かないことそのものについては、さほど意識をしていませんでした。
以前から、親だけでなく、私の動画を見ている方々からも指摘されていたことなのですが、まだ発達障害がわかっていなかった当時、私は、「ちゃんとご飯も食べているのだし、麺類は確かに好きだけれど、麺類ばかりじゃないのに」と考えていました。
しかし発達障害者の特性のひとつである「感覚過敏」について調べていると、なんか思い当たることがありましてですね。

感覚過敏って何?
この、感覚過敏というのは、要するに、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚…といった感覚に対して、とある感覚、要するに刺激ですね、それに対して過剰に反応してしまう傾向のことです。
私の場合も、さまざまな特定の感覚に対して、過敏に反応してしまう、つまりストレスになるという傾向があります。
たとえば。
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光に関する感覚過敏もありまして、特に鉛筆で書いた文字が、反射によって輝く「金属光沢」という現象が私はともかく苦手。なので、トンボ鉛筆に相談したこともあります。一般的な方々であれば、気にならないようなことが、私は苦手なんですね。
要するに、「気になってしまう」。そして気になってしまうことが「ストレス」となってしまい、結果として、この場合であれば鉛筆が苦手だという原因だったわけです。
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最近では、その感覚過敏を理解したうえで、個人的に、鉛筆を使うトレーニングを行っていたりします。が、まだまだ苦手意識は抜けていません。

そして味や食感にも感覚過敏が…
まず私には視覚に対する感覚過敏があることを紹介しましたが、この、鉛筆が苦手だという明確な理由がわかったのも、発達障害に関することを学んだことで、ようやく理解することができたことです。
要するに、それまで、なぜ鉛筆が苦手なのか、考えたこともなかったんですね。
そして、この私の感覚過敏は、味覚や食感にも、同じようにあるのではと考えたんです。

私は、ごはんが苦手
ごはんそのものは一応食べることはできます。そもそも主食ですし。
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一時、塩だけで握ったおにぎりにはまったことがありまして、毎日の昼食は、そのおにぎりだけ、なんてこともありました。
ですが、白ごはん「だけ」で食べることは、振り返ってみると、私はあまり好きではないらしい

卵かけごはんや、どんぶり飯、カレーなどは食べますけれど、たとえおかずがあったとしても、白ごはんのみで食べることは、あまりない、ってことをまず自覚しました。
では、なぜ、白ごはん単体で食べるのが苦手なのだろうか。
ここで、私が何を行ったかというと。
白いごはんだけを、時間をかけて、ゆっくりと食べること。そして、ごはんの食感や味を確かめること。これは、マインドフルネスの応用なのですが、ともあれ、こうして、ごはんの味を確かめつつ、その時の私の思考について観察してみました。
そして、結論として出たのが、「ごはんの味が、あまり味気ないため苦手になっている」ということだったんですね。

どうすれば、ごはんを食べられるか
先日も、悦子から、「とりあえずごはんさえ炊いておけば、あとはレトルトカレーでもインスタントみそ汁でも用意すればいいだけなんだから」とか言われたりしましたし、私も改めてそのことを自覚したのですが…
では、どうすれば、ごはんを食べられるようになるの? ってのを、私なりに考えました。
前述のように、カレーを作ったら、場合によっては、炊いたごはん2合分すべてを食べてしまうこともありますし、food_tamagokakegohan
卵かけごはんや、どんぶりものなども好んで食べています。
と、いうことは。
ふりかけかけるといいんじゃね?
ってことで、ごはんに、何らかの味付けをすることで、ごはんの味そのものをさほど気にせずに食べることができるのがわかりました。
あるいは、味噌汁と一緒だと、ごはん・味噌汁だけの食事でも苦にならず、普通に食べています。

ただの食事の好き嫌いってわけじゃない?
このように文書で書いてみると、「ただ単に食事に好き嫌いがあるだけじゃないの」と思うはずです。こうして文書化している私もそう思います。
でも、ごはんそのものが嫌い、とかいう話じゃないですし、そもそも私、ごはん党だと思ってたりします。和食大好きですから。食パンなどパン類もあまり食べないですね。
それに、おかずに関しても、ある一定の味のものが苦手であることも最近わかってきています。
白菜を薄味で味付けした煮物は、あまり食べません。ですが、同じ白菜料理でも、漬物や、鍋料理になると、けっこう食べています。
このことから、薄味のものが苦手なのかとも思っていました(そもそも、徳島県人の作る料理は、全国的に見ても味付けが濃いらしい。徳島県人の味付けについては、こんなブログもありました)。
ですが、同じ薄味でも、とあるお店の料理に関しては、素材の味を引き出した薄味で、私も、悦子も大満足していたりして、その料理する人の腕前次第なのやもしれません。

同じ発達障害者でも人によって苦手な感覚は異なる
なお、この記事を読んでいらっしゃる方は、この記事を読むと、「発達障害者は総じてごはんが苦手なのか」と思われるやも知れません。ですが、それは誤解です。
この話は、単に、私がごはんが苦手だというのがわかったこと、それが発達障害者の感覚過敏が原因だと考えられること、というだけです。
そして、この感覚過敏は、人それぞれ、どの感覚が苦手なのかが異なります
一方、この感覚過敏を理由として、好きな感覚というのもあってですね、それが例えば私が使用している筆記具の素材についても言えるわけですが、このあたりの話は、いずれまた、ということにして…
ともあれ、感覚過敏を理由とした、苦手な感覚というのがいろいろあるということ、特に発達障害を持つお子さんを育てていらっしゃる保護者の方々には、お子さんは、自分の意思を伝えるのが苦手ですので、そうした苦手な感覚がいろいろあるということを理解していただきたく思います

それでも大嫌いな食べ物
食べ物の好き嫌いというのは、これは誰にでもあることだと思います、たぶん。
爆笑問題の田中さんは、
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しいたけが苦手だそうでして、以前テレビ番組で、しいたけが食べられるようになるようどうにか克服しようとしておりましたが、やっぱりダメだったようです。催眠術をかけて、しいたけを食べられるようにした…ままにしておけばよかったのに、催眠術を解くと、食べていたしいたけを吐き出した、なんてのが放送されていました。
まあ、爆笑問題の田中さんのことはともかくとして。
この、好き嫌いというのも、感覚過敏、つまり特定の味や食感、香りなどに対する感覚が苦手だから、つまり感覚過敏が理由だと考えると、納得できるやもしれませんね
つまり、この場合の、食べ物の好き嫌いは、感覚過敏、つまり脳に原因があると考えると納得できると思われます。ただの食わず嫌いとは、また違うわけでして、どう努力しても、どうにもならないことなんです
子供の成長過程において、子供がピーマンやトマトが苦手などの、子供の好き嫌いに関しては、子供の成長に応じて解消されるものもありますが、これも脳や各感覚神経などが成熟していないから、とも言えます(実は医学的にはこの表現は間違っているようなのですが、あえてこう表記します)
ほかには、トラウマみたいなのもあるでしょう。
ちなみに。
私は、それでも、食べることができない食べ物はあります。
特にメジャーな食べ物の中でも、
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数の子が大っ嫌い!
もっとも、そもそも数の子なんて、一般家庭でも出るようなもんじゃないんだが…
この数の子に関する話については、また別の記事で。





この書籍、アスペルガーの理解だけでなく、対策みたいなのもいろいろわかりやすく解説してくれていておすすめですよん♪