と、いうことで、今日は2017年1月2日。
元旦の夕刻より、体調不良によりダウン(´・ω・`)
現在は、その症状は軽くなってきてはいるものの、全快するまで、あともう少しといったところです。
どうも食あたりしてしまったようで、悦子は、生牡蠣を食べたのが原因なのではと言っておりますが…
生食用の生牡蠣を、人生初めて生で食べてみたのですが、少なくとも、私の口には合いませんでした。いやはや。

昨年一年はどんな一年?
ってことで。
私にとって、昨年1年間は、どんな年だったか、ということなんだけれど、もちろん、色々ありましたが、一番大きいのは、発達障害だけでなく、脳機能を理解する上で必要な様々な知識を手に入れたことだと考えています。
発達障害であるとの診断を受けたのが、2015年の、私の誕生日が過ぎたその直後でした。
2015年は、発達障害に関する知識のみを蓄えることになり、それは自分自身を知ることにも繋がることではあったのですが、一方で、私にとって、非常に残酷な現実をつきつけられた一年でもありました。
そして、昨年は、発達障害の知識だけでなく、様々な知識、特に、「マインドフルネス」「ストレスコーピング」「認知行動療法」の3つを知ることができたこと、そして、今まで勉強してきた「T.Q」と「7つの習慣」、そして発達障害に関する知識を、すべて「脳機能」という「自然の法則」に当てはめて考えられるようになったことが、一番大きな出来事だと考えています。
そもそも、このように考えられるようになったきっかけは、スティーブン・R・コヴィー氏、つまり7つの習慣の著者であるその方のインタビューを見たから。

インタビューに書かれていた、ひとつのキーワード
私の手元には、そのインタビュー記事が掲載されている、7つの習慣の特別版があるのですが、そもそも7つの習慣は、完訳版以外にも、キングベアー出版から、初出版された当初のものも保有していたこともあり、一度も開くことがありませんでした。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
スティーブン・R・コヴィー
キングベアー出版
2013-08-30

それが、ふとしたきっかけて、そのインタビュー記事を読むと。
コヴィー博士は、「7つの習慣は、自然の法則である」という表現をされています。
そして、私の座右の書である「T.Q」は、「10の自然の法則」を主題としています。
TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)
ハイラム・W・スミス
SBクリエイティブ
2009-11-16

この、「自然の法則」という言葉が、私にとって、重要なキーワードになりました。
私は、発達障害という脳機能障害についてのみ、アプローチをかけていました。
しかし、脳機能を読み解く上では、発達障害だけでなく、他にも様々な視点からのアプローチが必要だったのです
それが、脳も、自然の法則の上で活動している、と考え、発達障害の、障害者としての特性も、すべて脳機能の問題なのだから、私の脳といかにうまく付き合っていくか、あとは、その手段を模索するだけでいい。
そして、有効な手段として、T.Q、7つの習慣、マインドフルネス、ストレスコーピング、認知行動療法その他があり、それらを、私が使用している手帳に反映し、そうした思考術に当たる要素をどんどん取り入れることができるようになっています。
それが昨年12月にようやくある一定の道筋が出来、昨日から実践している、とまあ、こういうわけです。
まさか元旦当日から体調不良に見舞われるとは思っていなかったけれど、でも、その知識は、そうしてダウンしている中でも実践することができていますよ。

発達障害を自覚したからこそできること
で、私は、発達障害者。アスペルガー症候群とADHDの、ふたつの障害を持っているだけでなく、さらに特殊な思考特性を持っていることが解っています。
私が、発達障害であるために、健常者に比べてできないこと、苦手なことを自覚できるようになってきてもいます。
その上で、ではどのようにすれば、少しはマシになるのかを考えられるようにもなっています。
発達障害者の中には、自身が発達障害であるのは自覚していても、何をどのようにすれば今以上に生きるのが楽になるのかを真剣に考えられる方は、まだ少ないように思います。
一番大切なのは、その障害を理解するだけでなく、その障害とうまく付き合っていけるよう工夫することだと私は考えています。ですので、私のそうした知識や経験を、まず私自身にフィードバックし、うまくいけばそれを他の方々にフィードバックできるようになればいいかな、とは考えているんですけどね。
はてさて、うまくいくのやら。