ニコ生で生放送をしていると、いろんな方から相談を持ちかけられます。
その、相談内容に対する、私からの意見というのは、どうも一般の方々とは違うらしい。
今回は、その一例として、実際にどんな相談があったのか、そして、私がその相談を受けて、何をどのように考えたのか、そのプロセスを書いてみます。
なお、相談を受けた時期は、この記事を書く、少なくとも半年以上前のものです。

今プロポーズしてもいいのだろうか?

さて、今回は、男性からの相談内容。
お付き合いしている女性がいるのだけれど、このタイミングでプロポーズしていいかどうか意見が欲しい、と、まず持ちかけられました。
もちろん、私は、その相談者がどのような方なのか、また、どのような立場であるかはわかりませんし、私の意見ひとつで、相手の人生をコントロールすることもできません。
それを踏まえ、その相談に対する明確なアドバイスを行うための、必要最低限の情報を聞きだす必要があります。

アドバイスするために聞いたこと
そこで、私は、私がアドバイスを行うために必要なことを聞くことになるわけですが、私が、そのアドバイスを行うために得た情報は、
  • 相談者は未婚
  • 相手女性はシングルマザーで、低学年のお子さんがいる
  • 付き合って1年経過している
たったこれだけです。この3つの情報を元に、アドバイスを送ることにしました。
このブログを読んでいる方で、この3つの条件だけで、「自分なら、どのようなアドバイスをするだろうか」とか想像しつつ、私が、どのような考えのもとでアドバイスを行ったかを読んでいただけたらありがたいです
それぞれいろんな考え方があるでしょうけれど、静葉はこのように考えた、というだけの話ですよ。

相談を受ける際の注意事項
さて、相談を受ける際、私がどのようなことを心掛けているかですが。
そもそも、相談者の人生は、相談者のものです。私の人生ではありません。「このようにすべきだ」という方法論で解決するような話であれば、そうした話を行います。
ですが、私は、その相談者に指示を行う立場でもなく、ましてや、こうしなさいああしなさいという立場でもありません。
その上で、その相談者が見えていないこと、つまり、「視野を広げる」ことに重点を置いています
ですので、今回の場合だと、相談内容は、プロポーズしてもいいかどうか、ということなのですが、私は、その質問に対して、YesNoで返答することはしませんし、立場場できません、行ってもいけません。

相談内容に対する判断基準

そして、相談を受けた際、私から、何をどのように伝えるか、なのですが…
物事を考える際、その物事を行ったあとのことまで私は考えるようにしています
今回の場合だと、相談者は、相手女性にプロポーズをすることだけに焦点を当てているように思えました。これから、伴侶として一生涯付き合っていくというところまで、相談者は見えていないとも感じます。
これは私が計画を立てる際の判断基準なのですが、その物事を達成するだけではなく、できるだけ、その物事を達成したあとのことまで考えるようにしています。
これは、私の座右の書であるT.Qや7つの習慣などの、先人の知恵(自然の法則)を、ほんの一部ですが習得していることや、おそらく私自身の特殊な思考特性も含まれていると思います。
また、匿名ではあるものの、さまざまな方が、自分の人生経験をネット上で語ってくれておりまして、そうした出来事を私自身の知識として蓄えていることもあります。
今回の相談内容の場合であれば、再婚やシングルマザー、プロポーズ、離婚などなど…をキーワードとした、数多くの、さまざまな方の人生経験が頭の中に、「流れ」として記憶されたものが一度に思い出され、それらもその相談内容に対する参照として組み入れています。
文章にすると、複雑な工程のように思われるでしょうが、この判断は、判断するために必要な情報を得た際、一瞬で判断を下しています。いわゆる、ゼロ秒思考というやつですね。

私が相談者に伝えたこと
さて。今回の相談に対する私のアドバイスですが。
まず、プロポーズすべきかどうかについては、上記の通り、私は判断しません。
その上で、相談者が何を考えなければならないのかを伝えています。
その、もっとも重要なこと。それは、プロポーズをした後のことです。
これはT.Qにおける「役割」の考え方が、非常に重要な判断材料となっています。
まず、彼は、女性と結婚した際、ふたつの役割が生じます。まず、女性の夫という役割。そして、女性のお子さんの父親という役割のふたつです
もし、お互いがお子さんがいなければ、突然「父親」という役割は必要ありません。お子さんができてから、父親としての役割を演じることになります(役割を演じる、という表現は、T.Qに従ったものです)。
そして、女性にも、お子さんの母親という役割が現時点であり、そして新たに、相談者の妻としての役割が発生することになります。
ここで一番重要な点。女性にとっては、母親としての役割がとてつもなく重要なはずです。もし、お子さんと相談者、どちらかを取らなければならないという状況に立たされた場合、間違いなくお子さんを取るでしょう。
それを踏まえ、私が相談者さんに最後に伝えたこと。
女性と、どのような家庭を築き上げるかを、じっくりと話し合うように。
上記の、「役割」についての話をしたうえで、最終的に、そのように伝えています。

相談者にあえて伝えなかったこと
その話をしている中で、その相談者から、気になる一言を受けています。
「女性と一緒に、お子さんにプレゼントを頻繁に送っている」
この言葉が、私はかなり引っかかりました。
もちろん、実際に、相談者さんを含めた3人の方が、どのようにお付き合いをしているのかはわかりませんし、それは私が知るべきではない、知る必要のない話です。
その上で、この一言を聞いたときに感じたのは、その相談者さんは、父親としての役割が発生することを、まだ自覚していないのではないかということ、そして、お子さんの気持ちを汲み取ることができているのかどうか、ということです。
上記で、相談者さん、そして女性が持つそれぞれの、既存の、そしてこれから生じる役割について記しました。
この「役割」というのは、もちろんお子さんにも発生します
その時点では、母親の子ども、という役割だけでしたが、実際に結婚生活を送るようになると、そのお子さんには、相談者の子どもという役割も発生します。そして、そのお子さんに新たに発生するその役割について、相談者さんは、そこまで考えることができていないのではないだろうか、と。
「役割」は、生活をしていくうえで、自然に演じるようになるものでもありますが、ですが、その役割に気づかず、役割を反故にしたり、気が付いていても放棄したりする方も中にはいらっしゃいます。今回の事例では、家族のありかたを問うものになります。血のつながりがあるかどうかは関係ありません
そして、女性の側からすると、母子家庭、つまり、既存の家庭の中に、相談者さんという新たな同居人が増えることになるのですが、相談者さんは、プロポーズのことだけに意識を向けてしまい、そののちの生活のことまで考えることができていないのではないかとも感じたわけです。
そこで、私は、その女性と、今後の人生について、じっくり話し合うように伝えたのですが、その女性との話し合いの中で、必ず、お子さんとの関係についても必ず話題が出るはず。そしてそれ以上に、お子さんが、何を新たな父親に求めようとしているのかもわかるのではないか、そして、その求めているものを、相談者が提供できるかどうか、それに相談者が気づくことができるかどうか。
つまり。
相談者さんは、女性に対してプロポーズをするかどうか悩んでいるが、お子さんにもプロポーズする必要性を認識できているのだろうか。これが私が引っかかったところなんですね。
ですが、女性とお子さん、このおふたりと優良な関係ができているのならば、今後の人生についての話を進めるにあたり、そのことに、おそらくは気が付くだろうと私は思ったわけです。
だから、お子さんの視点からのアドバイスは、一切行いませんでした。
もっとも、あとになって、伝えたほうがよかったかな、と思うことはあるんですけどね。

もうひとつの私の思い

相談を受ける際に、私が思うこと。その一番大きなポイントは、本当の意味での幸せになってくれたらいいな、ということです。
今回の相談者さんを例にあげると。
プロポーズに成功するか失敗するかというだけでとらえるとするならば、成功するにせよ、失敗するにせよ、どちらにせよ幸せになってほしい、ということ。
相談者さんただ一人だけの問題で済むことなのなら、何をどうすればいい、とかいう感じでアドバイスを送ることもあるでしょう。
ですが、この問題は、相談者さん一人だけの問題ではありません。相談者さんを含め、三人のこれからを考える必要があるわけです。
そして、その女性と今後を話し合うようにと伝えたのは、相談者さんの為だけでなく、その相談者さんと生涯を共にしていいかどうか、女性とお子さんにも考える機会を設けるためでもある。
その話し合いの中で、お子さんのことについても、婚約者と同じく大切に考えられるかどうかが最大のポイントになる、それに相談者が気がつくかどうか。おそらく話し合いの中で、女性からも話題として出るはず、だからこそ私がその点を指摘するべきではない、と考え、あえてそこだけは伝えませんでした。

とまあ、こんな感じで私は考えたんですよ、という、ただそれだけの話です(`・ω・´)ゞ
その相談者さんが、その後どうなったかについては、私は知りませんし、知らされてもいません、そして知る必要も…興味はありますが、ありません。そもそも、その相談内容が事実かどうかも私は判断できないわけですし。
また、この記事では、ただ単に「こう考えた」というだけの記事で、その考え方が正しい間違っている、という話でもありません。その旨ご了承のほどを。