第二次松茂町障がい者計画表紙

私の住む松茂町で、「第2次松茂町障がい者計画」の概要版が発行されました。
先日、松茂町から、障がい者福祉に関するアンケート調査が実施されまして、私も、そのアンケートに回答しています。今回は、そのアンケート調査を踏まえ、どのように障害者福祉を充実させていくのか、松茂町の大まかな計画が、冊子として公開されたわけです。
たまたま役場に立ち寄ったときに、この冊子を手にすることができまして、その中には、松茂町民の中で、各種障害者手帳を取得されている方がどれくらいいらっしゃるのかなどのデータも記されていたりします。もちろん、私も、その一人というわけですね。
で。
この冊子の4ページ目には、松茂町が、どのように、啓発・広報活動を行うのかも記されているわけですが…
国民に対し、障害者の理解を進めるよう法律でも定義されています。
その説明を行う前に、まず、松茂町が今回発表した概要の、啓発・広報の部分を紹介します。
第二次松茂町障がい者計画4ページ目
 このページの上部に書かれているように、障害者の、町民への認識を深めていくために、「発達障がい等に対する理解の促進」という旨が書かれています。つまり、発達障害という障害の周知を、地方自治体のひとつである松茂町も行っていく、としているわけです。
以前にも紹介した、発達障害者支援法の一部を、改めて記載します。
(国民の責務)
第四条  国民は、発達障害者の福祉について理解を深めるとともに、社会連帯の理念に基づき、発達障害者が社会経済活動に参加しようとする努力に対し、協力するように努めなければならない。
この法律に対して、…あまり言いたくはないけど、徳島県の福祉課に所属する某部署では、福祉課に所属しているにも関わらず協力してくれませんけどね。この前福祉課にその旨申し立てしましたけど。無理だろうなあ、どうせ。言い方を変えると、徳島県は、県職員に対する、発達障害の啓蒙活動を一切行っていないってことも言えますんで。福祉課の違う部署の担当者も、頭を痛めているところだったりします。
そして、これは、私自身に対しても言えることでして。そもそも発達障害と診断されるまで、発達障害という障害そのものを知らなかったわけですし。当事者である私自身が、こうだったわけですから、国民の理解度の低さも仕方がないのでしょう。
個人的な愚痴はともかく…まあ要するに、発達障害の支援を行う上で、国民の、障害に対する理解が必要である、また、その理解を促す為にも、国や地方自治体、団体などでの啓蒙活動も必要で、今回、松茂町が発表した「第2次松茂町障がい者計画」で、わざわざ発達障害の啓蒙活動を行うようになっているのも、この一環というわけなのでしょう。
ちなみに、この資料中では、松茂町内における、発達障害者の人数は記されておらず、そもそも、発達障害者が実際に何名松茂町内で暮らしているのかを明確に知る手がかりを、松茂町は持ち合わせていません
これは、精神障害者福祉手帳所持者数や、自立支援医療受給者数、療育手帳所持者数については把握できてはいるものの、それら手帳などを所持していない方もいらっしゃるためで、町民全員にアンケート調査を行ったりするようなこともなかなかできないですし。それに、そもそも発達障害かどうか、町民全員に対しての調査を行うことも困難です。実際に、発達障害か否かの検査を、幼少期に、国民全員に行うよう、義務教育の場ででもいいから、制度化すればいいのにとも思ったりしますけれど…どんなもんでしょね。

ちなみに。
発達障害者に対する支援については、特に成人発達障害者に対する福祉サービスは、松茂町単体では何も行っていない事はすでに確認しています(2016年4月5日現在)。
一方、発達障害者支援法がまもなく改定されるようでして、その改定案では、旧来の法律よりもさらに踏み込んだ内容になるらしいことは聞いています。
この改定に伴い、松茂町もそうですが、その他自治体でも、発達障害者に対する支援が、さらに幅広く行われるようになると期待はしていますが、しかし法律が施行されてすぐ公共サービスが充実するわけでなく、少しずつ増えていくようになりますので、いずれにせよ、当面は現状維持といったところでしょう。




発達障害の自分の育て方
岩本 友規
主婦の友社
売り上げランキング: 2,938