本日から、徳島市で、恒例の阿波踊りが開催されます。
阿波踊りというのは、もともとは「阿波の盆踊り」が原型。現在でも、「津田の盆踊り」として再現されています。
この阿波踊り、実は、阿波踊りとして成立した当初と現在のものとでは、踊りの基本は同じではあるものの、男踊りのダイナミックさや、女踊りの可憐さ、また、鳴り物と呼ばれる楽器の演奏法にも変化があり、シンプルでありながら、しかしながらダイナミックな踊りも堪能できるようになっています

さて、そんな阿波踊りなんですけれど、その、阿波踊りの知識はさておき、徳島市中心部で開催される阿波踊りについて、楽しみ方をお伝え致します。
ただし、この情報は、中には自由に移動、行動できる方を対象としているものもあります。その旨ご理解ください。

連によって、踊り方が様々
徳島市で活躍している阿波踊りには、3つの観光協会があり、それぞれ所属している連(要するにチームですね)によって、踊り方がそれぞれ微妙に違っていたりします。
この、観光協会に所属していない連については、企業や団体などが踊っていたりもするのですが、その方々とは、踊りの技術に雲泥の差があるんですね。
とはいえ、阿波踊りは、基本的に、誰でも簡単に踊ることができる踊り。それが洗練されているかどうかの違いですし、それに、有名連以外の連の方々も、やはり楽しく踊られているので、そうした彼らの雰囲気も楽しんでいただければと
その、有名連なのですが、衣装もそうですけれど、踊り方にそれぞれ特徴があったりしておりまして、踊りの隊列や、また、踊りながら手に持ってあやつる小道具も違っていたりもします。

踊りは演舞場以外でも楽しめる
阿波踊りは、基本的には、演舞場という、道路の左右に客席があるところで踊られます。
が、演舞場以外でも、様々な場所で踊りを楽しむことができるんですね。
地図の表示に関しては、あえてこのブログでは掲載しませんが、簡単な位置情報は文章で説明します。
その、阿波踊りを楽しめる、演舞場以外での確実な場所として、徳島駅より南方向、眉山という山の方向に位置する、新町川の橋を渡ってすぐの、踊り期間中は歩行者天国になっている道路は、特に、ある一定の空間が設けられており、そこで入れ替わり立ち替わり踊りが披露されています。
ただ、中には、阿波踊りをベースとした「阿波ダンス」というものが披露されている場合もあり、こちらは特に若者が、阿波踊りとヒップホップを融合させた踊りを披露していたりもします。この踊りは、映画「阿波DANCE」が公開されて以降流行しているようです。
また、東新町商店街も、同じく突然阿波踊りが披露されたりもすることがあります。

雨天中止時でも屋内施設で閲覧が可能
多少の降水では中止になることはありませんが、ですが、天候不順により中止になる可能性も、もちろんあります。
今年2015年は、残念ながら、開催期間中、天気予報では、いまいち天候がよくないらしく、中止になってしまう可能性もあります。
有料演舞場のチケットを購入されている方は、チケット代の払い戻しももちろんあります。
また、雨天中止となってしまった場合でも、会場は限定されるのですが、屋内で阿波踊りを楽しむこともできるよう、特別公演が開催されます。
が…今年の、雨天中止時の特別公演がどのようになっているのかは定かではありませんし、また、この特別講演は、実際に特別講演が開催されるようになった場合、ツアーでこられている方が一番にチケットを求めるようになってしまいます。
ですので、雨天中止になってしまった場合は、できるだけ早くチケットの払い戻し手続きを行い、その場で特別公演の情報を聞いてください

地図は重要! 必ず受け取ること。特にトイレの場所は要チェック!
徳島市阿波踊りは、歩行者天国になっている範囲が非常に広いです。
ですので、地元民であっても、必ず地図は所有しておいてください。
特に困るのが、トイレです
阿波踊り開催中は、歩行者でごった返す為、移動も難しく、もちろんトイレも混みます。両国演舞場にあるローソンも、トイレ待ちの方々でいっぱいでした。
ですので、一番近い仮設トイレの場所は確認されておいたほうがいいでしょう。
個人的に、空いていて利便性も高いのが、徳島市役所隣にある、幸町公園。こちらは、にわか連という、当日集合して気軽に踊れる連を募集している場所にもなっているのですが、この公演の仮設トイレが、利用者も少なくお勧めだったりします。

なお、徳島市が、阿波踊りに関するイベント情報を公開しております。
念のために、情報を確認してみてくださいね。
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/index.html