ってことで、Twitterに、ちょっとしたネタとして、使用しているボールペンのひとつをアップしてみた。
カランダッシュというスイスのメーカーで、カランダッシュは、筆記具だけでなく、画材や皮革製品、またライターなどを世に出している。特に筆記具においては、1本約1億円の万年筆を世に出したことでも名を馳せたが…どんな人が使うんだろうね、あのペンは。
ちなみに、このエクリドールは、私が記憶を失う前から使用していたもので、当時の油性ボールペンは、個人的な印象なのだが、大半のインクが、その色がや書き味が、なんとなく気持ち悪かった。しかし、カランダッシュの油性ボールペンは、トラブルもなく、スムーズに書くことができていたため、油性ボールペンの中では、現在でもお気に入りだったりする。
近年、特に三菱のジェットストリームのような、低粘度油性インクが登場してはいるものの、ちとこちらは滑らか過ぎるかな、と思う。一応1本持ってはいるんですけどね、ジェットストリーム。

さて、表題に、とんでもなく怪しいタイトルをつけたのだが、今回は、お世話になっていた小村さんとの思い出も含めて、ちょっとした話をさせてもらう。
こと筆記具の話に関しては、この小村さんの話題も出させていただいているのだが、すでに故人となっている彼の、生前の希望として、「葬式も必要なければ墓もいらない。ただ、たまに自分のことを思い出してくれればいい」というのがあり、また、私が使用しているペンの大半は、彼から購入したものであるから、彼が、どのようなことを教えてくれたのか、というのも、からめて話をさせてもらえればと思っている。
なお、彼の生前の姿や、ビジネスの考え方については、以下のサイトで現在でも閲覧することができる。
http://www.e-misekaigyou.net/taikendan/vol35.html
すでにお店は無く、現在でも、その跡地には店舗が未だに入っていない状態だった。

その、彼の生前の話。
彼は、学生向けに、とある販促キャンペーンを仕掛けた。それが、今回の表題に繋がるわけなのだが、もちろん、怪しい話ではないので、ご心配なく。また、これは、筆記具を使用するにあたっての、ちょっとした心がけにも繋がる話にもなると思う。
勉学において、大切な要素として、いかに勉学中に発生する様々なストレスを回避するか、というのがある。
このストレスには、周囲の騒音や、突発的な様々な出来事も含まれるわけだが、そうしたストレスを軽減する方法のひとつに、スムーズな筆記があるわけだ。
つまり、筆記中のトラブルを、可能な限りゼロにすることにより、ストレスの発生を軽減し、勉強に集中するように仕向ける、とまあ、こういうことになる。
その、筆記のストレスとして、その筆記具の使い心地が挙げられるのだが、小村さんは、その筆記具に注目した。
学生が使用している筆記具、特にシャーペンについて、筆記中に芯が折れたりして、ノックする機会がある。この、ノックする機会を減らすことで、勉強のストレスを軽減できる…
現在でも、シャーペンといえば、0.5ミリのものが主流だ。現在でこそ、芯も、また、本体機能においても、折れにくい構造のものが出てはいるものの、当時はそのような、安価かつ高性能なものは出てはいなかった。
そこで、可能な限り折れにくく、また、筆記しやすいシャープペンシルを紹介しようとして、仕掛けたのが、カランダッシュ・オフィスシリーズの、0.7mm芯のシャープペンシルだった。そして、このシャープペンシルを手にした徳島の学生は、 実際に成績が向上していったそうだ。
何らかの形でシャープペンシルをノックしなければならないタイミングはある。筆記を開始するためのノックはともかくとして、筆記の途中で芯が折れてしまうと、あらためてノックしなければならず、その、ノックすることが、集中力を削ぐことになってしまう。その、芯が折れることを限りなくゼロに近づける為に、あえて太い芯のシャープペンシルを紹介した。また、シャープペンシル本体も、故障しにくく、かつ頑丈なものとして、白羽の矢が立ったのが、カランダッシュ・オフィスだった。
原理を説明すると、ざっとこんな感じになる。
また、太い芯を選ぶのも、もうひとつ理由がある。
こと筆記において、日本人は、細い筆記線で文字を書こうとする傾向がある。また、字を小さく書こうともしてしまう。それよりも、太く大きく字を書くことにより、後に見やすく、また、筆記の為の集中力を最小限にすることで、こちらも勉強へ集中することが可能となる。
もっとも、字を書く大きさをどうしようと、それは個人個人の好みだとも思うのだが、ともあれ、こうして、成績が上がるシャープペンシルとして、カランダッシュ・オフィスが、当時の徳島の学生に広まっていったという経緯があったわけだ。
ちなみに、カランダッシュのシャープペンシルを愛用した学生のひとりが、後に、エクリドール・アンモナイトをお小遣いで買いに来て、小村さんを驚かせたことがあった。 


なお、私が保有しているカランダッシュ製品は、前述のエクリドール・ミレニアムエディションと、オフィスラインの、計2本、それとまだ開封していないボトルインクが1本。予備の油性ボールペンリフィルも何本か手元に置いてある。
エクリドールは、細かい傷が無数についており、また、ノック部分もシルバープレートが剥がれて、ややみずぼらしいような感じになってはいる。が、私にとっては、戦歴の勇者のような印象を持っている。
ただ、最近では、ボールペンは、どちらかというとデュオフォールドなどを使用しているため、エクリドールの出番は減ってきている。
それでも、たまに日記や書類を書く際に使用すると、その重量感と、安定した滑らかな書き心地に酔いしれることができるものだ。

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