極黒 2012-08-01 22-35-45
セーラー万年筆から発売されている万年筆用インク『極黒』。ジェントルインクとしてではなく、独自のインクとして発売されているインクだね。
このインクを、パーカー・デュオフォールドに装てんして 使用しているのですが、その使用感レポートをお伝えします。

…あ、いや、その。やっとのことで、デュオフォールド万年筆が、言うことを聞いてくれるようになりつつあるってことで、インクの使用感について、ある程度書くことができるようになったかな、と思ったもんだから。
さて…
極黒 2012-08-01 22-36-06
このインクの最大の特徴は、なんと言っても、裏移りしないことにあると思う
上記画像は、その前の画像の裏側だけれど、 裏移りゼロ!
今のところ、試した紙は、 フランクリン・コヴィーから発売されている手帳のリフィルと、コクヨから発売されているキャンパスノートの2種だけなんだけれど、この両者で、裏移りしたことは一切なし!
また、乾燥時間も比較的早いと思う。
色についても、『極黒』の名の通り、真っ黒って感じでして、拡大したら、キラキラした粒子が見えるけれど、んでも、綺麗な発色のブラックだと思う。
インクフローについては…実はまだよく解ってなかったりする。と、いうのも、使用しているデュオフォールドが、とんでもないじゃじゃ馬みたいでして、最近になってやっと言うことを聞いてくれるようになってくれたかな、って感じなもんだから、ペンが悪いのかインクが悪いのか判断できないんだわこれが。…いずれこのペンについても、このブログで記事を書いてみますです、はい。このデュオフォールド、見た感じは普遍的なセンテニアルなんだけれど、実はとんでもないものだったりするんだわ。

ちなみに。
黒インクの中で、極黒を除いて、今まで一番気に入っていたのが、OMASのブラックインク。 こちらは、香りが、いかにも「インクでござい」って感じでして、書き味も滑らか。んでも最近使わなくなってるなあ…。時点でPARKERペンマンってところかな。国産インクも悪くはないんだけれど、なんか印象が違うって感じでして…う~ん…。

ともあれ。
『極黒』は、発色が非常に優れた万年筆インクとして、個人的には大のお気に入りです♪
ただし、国産インクの中では、コストパフォーマンスが悪い部類に入ると思う。50mlで2100円だし。国産の一般的なインクなら、もっと安いんだけどね。んでも、それだけの価値は充分にあると思う。
今後も、このインクを使い続けていく予定だけれど…問題は、セーラー万年筆が、 ちゃんと生産を続けてくれるか、ってところなんだよなあ…。

余談。
現在でこそボトルインクで発売されているセーラー万年筆のジェントルインクだけれど、以前はカードリッジ式しかなかったんだ。そのため、メールで「ボトルインクを出してくれないか」って伝えたんだけれど、そのメールの返事は得られなかった代わりに、数年後、本当に発売されて、静葉ちゃん大喜びした、なんて事があったりします。もちろん、私のメールがきっかけになったとは思ってはいないんだけれど…んでも、ジェントルインクのブルーブラックが好きだったもんだから、ボトルインクとして気軽に使えるようになったってのは、ものすごく嬉しいことだったりします。


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